かんそうのほんだな

暗殺教室 16巻 松井優征 過去の時間

暗殺教室 16巻 松井優征 過去の時間

死神と呼ばれた殺せんせーが、まだ人間だった過去編スタート。

なぜ殺せんせーが死神と呼ばれた殺し屋から、現在の巨乳好き触手モンスターになったのか。

その原因と、茅野カエデの姉・雪村あぐりとの馴れ初めの話でほぼ8割の巻となっております。

暗殺教室 16巻 暗殺教室 16巻

第16巻収録話
第134話 「過去の時間」
第135話 「過去の時間・2時間目」
第136話 「過去の時間・3時間目」
第137話 「過去の時間・4時間目」
第138話 「過去の時間・5時間目」
第139話 「過去の時間・6時間目」
第140話 「過去の時間・7時間目」
第141話 「終業の時間・2学期」
第142話 「迷いの時間」

松井先生が作者コメントで「序盤に出したロングパスをようやくキャッチできた気分」と言われているとおり、これまでのお話がこの過去話でほぼ直結いたします。

「暗殺教室読んでみようかな?」と思っている人が本屋に1巻がなかったからと、この巻を最初に買ってしまうと「うひぃ」となるかもしれません。
「今の少年ジャンプでもこの表現は大丈夫なんだ!」と前の巻でうひぃとなりましたが。

そういや前の巻のCriticalを思い出して茅野カエデが悶絶するシーンがありました。
バイオレンスだったり学園青春だったりラブコメあったり青少年の健康的な不健全シーンあったりと、たくさんのジャンルを詰め込んでる欲張り、松井優征先生の漫画が読めるのはほぼ週刊少年ジャンプだけ!です。

人間だった頃の殺せんせーでも、すでに明晰な頭脳と強靱な肉体を持っていた殺し屋でした。

そんな殺せんせーが捕まってしまった原因が弟子の裏切り。
その弟子が、のちに二代目の「死神」となり烏間先生にボコボコにされたあの「死神」。

殺せんせー的には裏切ったりしないようにちゃあんと弟子を教育してたつもりでしたが、「見て欲しかっただけなんですよ」と諭したのが雪村あぐり。
茅野カエデ(本名・雪村あかり)の姉で、殺せんせーを使って人体実験を企む柳沢誇太郎の許嫁。

柳沢は政略な見合い相手であるあぐりを大事にはしておらず、危険人物である殺せんせーの体調管理役をやらせたり、仕事が遅かったらパワハラはあたりまえだったり。

そんな柳沢だったので段々と殺せんせーとあぐりの方でラブが発生してしまうのは自然の流れでした。

劣悪すぎるスラム街スラム育ちで、信頼できるのは「殺せば人は死ぬ」という事実。

なもんで殺し屋の道がまさに天職だった殺せんせーでしたが、あぐりと出会ってからじんわりと人の暖かみを会得。あぐりの巨乳で正直に鼻の下を伸ばすくらいになっておりました。

服の柄に並々ならぬセンスを感じるあぐりもまた、殺せんせーに惹かれており、担任しているE組生徒に恋していることを見抜かれるシーンも。

殺せんせーに行っていた反物質生成サイクルの人体実験は途中で中止が決定。

月で行われたマウスを使った実験で、細胞分裂が限界数を超えたときに月を7割消し飛ばす衝撃が発生。

マウスの質量でこのこの威力!

殺せんせーで同じことが起こった場合、来年の3/13には地球が滅ぶことが算出され、殺せんせーはただちに殺処分ということに。

柳沢の決定を立ち聞きしていたあぐりからこの事実を知った殺せんせー。

柳川の実験に大人しく従っているフリをして実験結果をさらに高みへ上がるようコントロールしていた殺せんせーにとっても、自分が地球破壊爆弾と化すのはとんだサプライズだったようで、監禁されていた研究所を抜けることを即実行。

人間とは死ぬために生まれた生物。
せっかく手に入れたこの力 使わずに死ぬなんて勿体ない!!

自分の死が見えた殺せんせーは、あぐりによって徐々に浄化されつつあった殺し屋の冷たい精神が復活。

手始めに研究所の武装警備員を殺し、柳川の左目を損傷させ、このまま外に出れば破壊神降臨のテンションでしたが、あぐりが自分の身を犠牲にして阻止。

対殺せんせー用の触手に身体を貫かれたあぐりが死亡。

あやうく高い場所に降り立って、なんかぶわぁっと広げて逆光シルエットで人類の敵を演出するところだったのを、あぐりの犠牲で間一髪で人の心を取り戻した殺せんせーは、事切れる前のあぐりの願いで、E組生徒の担任を引き継ぐ事を決意するのでした…

…というここ一番の大事なシーンで、人ひとりが膝を抱えてようやく入れる箱に入った人間が「満員御礼」と言ってるシャツを着ているあぐりの絵を挟めてくるセンス。
松井優征作品を読んでるなあと改めて実感させられます。

ということで殺せんせーの過去編終了。

E組生徒に一気に駆け巡る殺せんせーの思い出。

力の差がありすぎて麻痺している部分があったみたいですが、改めてこの先生を殺さなくちゃならないのかと苦悩。
殺せんせーとの思い出もそうですが、前任雪村あぐりの願いで殺せんせーがE組にやって来たというのも十分重そう。

イリーナ先生や、素性を断片的にしか知らなかった烏間先生すらもけっこうショック大きかった様子。

静かに冬休みが終了し、3学期に入ってもテンションが上がらないE組生徒。
イリーナ先生に諭されて決意を固めた渚くんは皆を呼び出し、殺せんせーの命を助ける方法を探そうと提案。

殺したいというより助けたいと思うのは自然だという渚くんの考えに賛成者多数。

背景に綺麗なトーンを貼ってみんなでウフフッ。

ひっとっりなルァー まようこともぅあるrururuー と歌でもひとつ歌いたいようなイイ気分でしょう。
「あしたへジャンプ」でしたっけ? おおっ図らずもジャンプ繋がりとはイイ明日に出会いそうです。

暗殺教室 16
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しかしここに待ったをかける、雰囲気に負けずにNOといえる日本人の中村さん他、寺坂のグループも反対サイド。

暗殺者と標的として築きあげてきた絆が大切だという、これもまたごもっともそうなお話。

命を助けるのが救いなのか、殺せんせーのお望み通りE組の手で遙かな眠りの旅を捧げてあげることが救いなのか、中学生には重すぎる議題で青春真っ二つしたところで次回です。


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