ヒストリエ 2巻 岩明均 母

ヒストリエ 2巻 岩明均 母

頭がいいだけの人ではありませんでした。ごめんなさい。

ヒストリエ 2巻 ヒストリエ 2巻

第2巻収録話
第10話 「斃すイメージ」
第11話 「足音」
第12話 「トラクスの戦い・1」
第13話 「トラクスの戦い・2」
第14話 「トラクスの戦い・3」
第15話 「2つの死体」
第16話 「証言」
第17話 「別世界」
第18話 「図書室・3」
第19話 「ペンダント」

上級生の拳闘指導、という名のKAWAIGARIという波に乗って、日頃成績の面で父から怒られている兄としては弟・エウメネスをボコるチャンス。

しかしエウメネスは、何度も夢にでてくる男たち相手にひとりで圧倒する女剣士のことを思い浮かべると、自然と身体が動き、はじめての経験?にもかかわらず兄を圧倒。

さらに気を悪くする結果となってしまった兄は、先ほどエウメネスの友達をボコッたヤツに打倒弟をまかせます。が、ダメ。

拳闘に馴れてしまったエウメネスは、友達をボコッた上級生相手をこれでもかと顔面パンチ。呆然とへたり込んだところを追撃の顔面パンチ。
さらに倒れたところに乗っかってまさかの顔面パンチ。

慌てて助けに入った上級生の仲間の顔面もパンチしてやろうとして上級生はドン引き退散。

結果、家に帰って母から兄は抱擁、弟のエウメネスにはビンタで対応。

この扱いの差が気にいらなかったエウメネスでしたが、明らかに顔面狙いすぎです。
この母の采配は正しいように感じましたが、理由は別にあったようです。

カルディア市で奴隷が追っ手を次々と殺しまくる脱走事件が発生。

前回鎖に手足をつながれ、しこたま雇い主から棒でしばかれていた男・トラクスが実はスキタイ人だった為、鎖が外された瞬間剣技でもって周囲にいる人間を瞬殺・脱走したもよう。

街中で市民兵相手に圧倒しているトラクスを見て、エウメネスはなぜか恐怖よりも親近感っぽいものを感じ、トラクスも錯乱した市民兵に盾にされたエウメネスの命を取ろうとはしませんでした。盾にした市民兵は死にました。

やはり多勢に無勢でダメージが蓄積したトラクスは、人気のない所で倒れあとは死を待つばかり。

血痕をたどってトラクスの様子を確認したエウメネス。

しかしその事をヒエロニュモスの側近・ヘカタイオスが利用し、ヒエロニュモスの部下・ゲラダスと組んでヒエロニュモスを殺害。ようは実権の乗っ取り。

エウメネスのあとをついてきたトラクスが、ばったり遭遇したヒエロニュモスを殺害したと証言するヘカタイオスに対し、

自分が発見したときにはもうトラクスは動ける状態ではなく、ヘカタイオスの陰謀だと証言するエウメネス。

しかしエウメネスの生い立ちを知っていたヘカタイオスの追撃証言により、エウメネスの証言は棄却。
さらにエウメネスは奴隷身分に落とされるというあわせ技1本。

実はエウメネスが、前回勇敢で凶暴なスキタイ人の子であることが判明。つまり養子。

ギリシア人たちが奴隷の買い付け中、不作だったので見つけたスキタイの家族を奴隷にしようとして手痛い反撃にあう。
多勢に無勢でスキタイの家族は殺されたものの、小さかったエウメネスは本当の母親によって隠されていたので無事。

そのとき母がギリシア人相手に孤軍奮闘していた様子が、エウメネスの夢となって何度もでてきてたという。

母の無残な死体を見ても泣き叫ばなかったエウメネスの様子に感動したヒエロニュモスが、エウメネスを英雄であり勇者の血の子と判断。
いずれヒエロニュモス家の守り神になることを期待されて育てられていた。という詳細を元・自分の従者だったカロンから聞くエウメネス。

ヒストリエ 2
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もう覚えてもいない子供の頃だったとはいえ、実の母親が目の前で無残に殺されて無表情だったのは、夢の中だろうと謝んないとさ…と、床につくエウメネス。

実際はヒエロニュモスの妻・テレシラの前で、溜めていた涙を流していました。といったところで次回です。

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