ゴールデンカムイ 2巻 野田サトル 憑き神は首の後ろ

ゴールデンカムイ 2巻 野田サトル 憑き神は首の後ろ

ウサギ(イセポ)と共に戦う8話表紙から始まって次のページで「ウサギを食べよう」だもんなぁ
ウサギの生目玉に“不死身の杉元”がヒンナヒンナスタートの8巻です。うーん無理。

人に生目玉や生脳ミソ食わせるのに、自分は味噌を「オソマ」だと言って食わないんだもんなー

あ、カワウソも同じ目にあってました。エカシオトンプイさん神の恵みにはとことん躊躇ない。

ゴールデンカムイ 2巻 ゴールデンカムイ 2巻

第2巻収録話
第8話 「逃走」
第9話 「窮鼠」
第10話 「バクチ」
第11話 「アイヌコタン」
第12話 「カムイモシㇼ」
第13話 「憑き神」
第14話 「遠吠え」
第15話 「におい」
第16話 「死神」
第17話 「追跡者」

「ヒグマは巣穴に入ってきた人間を決して殺さない」

うーんこれも無理。

“不死身の杉元”が「絶対やだ」っつってるんだもん。
リアルとバーチャルの分別がつく読者がターゲットのヤングジャンプ連載でよかったよかった。

しかしこのアイヌのホントかウソか実践したくない言い伝えで命拾いする杉元。

“不死身の杉元”の名が有名すぎて尾形上等兵をKOした犯人であると第七師団玉井さんの部隊に即バレした杉元は玉井部隊に包囲されるも、近くにあったヒグマの巣穴にジャンピング入室。

玉井部隊の方は巣穴から飛び出してきたヒグマに襲われ全滅。

しかしさすがというか… 過酷な戦場を生き抜いた人たちは生命力の粘りが一ケタ違うというか。
ヒグマの方も出だし顔面を半壊させた玉井さんの死ぬ間際の逆襲を喰らい死亡。ただただ壮絶。

あと杉元は「鬼神」とも呼ばれていたらしい。
一般人からではなく、こんな頑強な男達から「不死身」だの「鬼神」だのよばわりって… 杉元さんどんだけー

玉井部隊に追われた時に二手に分かれた杉元とアシㇼパでしたが、アシㇼパの方も東北マタギ生まれ兵士を撒くことができず、こちらもピンチに。

そこへ再び登場、巨大なエゾオオカミ「レタㇻ」。でけぇ。
ヒグマに襲われるのもエゾオオカミに襲われるのも変わらぬ事故ですぞこりゃあ。

しかしこちらはアシㇼパの制止でレタㇻが牙をひっこめたため兵士さんは無事。
ただしレタㇻの毛皮にマタギの血が騒いでいる兵隊さん。この兵士を殺さなかったのはアシㇼパにとって吉とでるか凶とでるか…

一難さって無事再会した杉元アシㇼパは、アシㇼパのコタン(村)・アイヌコタンへ。

和人に金を持ってかれている村に申し訳なさ過ぎて長居はできないスタンスの杉元でしたが、意外にも村は杉元に好意的。
さらにアシㇼパの祖母フチさんからは

スギモト ニㇱパ タン
マッカチ エトゥン ワ エンコレ
(訳 杉元の旦那 この女の子を嫁に貰ってくれ)

タン クミッポホ クエポタラ ワ モシㇼ
クホッパ カ コヤイクㇱ
(訳 孫が心配で私はこの世を去ることもできない)

と、なんだか懐かしい匂いすらただよう展開に。杉元には通じていませんでしたが。

アイヌは他民族との結婚を禁じてないしむしろ好奇心旺盛と、独特な風潮はあるものの結構グローバルスタンダード。

杉元がアイヌコタンにすっかり馴染んでいる頃、雪のため今回の山の捜索を断念する第七師団の鶴見中尉の部隊。

鶴見は日露戦争最後の会戦といわれる奉天会戦で前頭部の頭蓋骨が吹き飛んでなお気概が感じられる兵士。

鶴見はロシアから賠償金もとれず元屯田兵の手元に残ったものはやせた土地だけという現状に不満を持っており、埋蔵金でアメリカ人から武器を買ったら第七師団をのっとり、ゆくは北海道の占領をお考えです。き、気概が感じられすぎる…

アイヌコタンのやさしさに触れてしまった杉元は、アシㇼパをこれ以上危険な埋蔵金クエストに連れて行けないと判断して、夜中ひとりで村をでます。

フチさんに

スギモト ニㇱパ
(訳 杉元さん)
アシㇼパ アナクネ クエヤㇺ ペ ネ
(訳 アシㇼパは私の宝もの)
ネイタ パㇰノ トゥラノ アン ワ ウンコレ ヤン
(訳 いつまでも彼女と一緒にいてください)

と言われてしまっては、なおさらアシㇼパを連れていけないでしょう。
言葉の意味は…なんとなく杉元には伝わっていた様子。

あと主人公に好意的だったあったかい村は、この後物語の悲劇演出担当として滅ぼされそうでハラハラします。

さて、置いてけぼり食らったアシㇼパはもちろんぷりぷり。翌日レタㇻを召還して夜の町を徘徊。
いくら今ほど街灯がない時代とはいへ、大人よりでっけぇエゾオオカミで町中を杉元探しとは度胸が違うなぁ

しかし杉元の靴下のニオイをレタㇻに覚えさせ、追跡した先にいた人は「脱獄王」の白石由竹でした。

杉元の方は俺一人で…と、カッコよくひとり旅したものの飯処で速攻で鶴見の部下達に囲まれ、呼吸が血泡になるほどぼこられてあっさり連行。どうした不死身鬼神スギモト。

椅子に縛られ、串ダンゴの串を頬に二本さされたままボコボコにされ監禁されていた杉本でしたが、様子見ついでに指落としにきた鶴見の兵二人と戦闘開始。

椅子に縛られた状態でヘッドバットからのセントーンという鬼神技を披露。

しかしこの漫画の相手は武装した兵士数人を一瞬で死体に変えるヒグマとか、戦い慣れしている大日本帝国陸軍兵。

個々の戦闘力もさることながら、とにかく痛みに対しての耐性が一般人男性と比べてブッ飛んでいるので、手強く、そして躊躇がない。切り替えも速い。
今さら死を直面して慌てふためく人が一人もいない。

杉元の鬼神セントーンを回避した兵士二人は、一人は杉元の鬼神首四の字でカウントダウンが始まってますが、もう片方が深々と杉元の左胸に剣を突き刺しました。

ゴールデンカムイ 2
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位置的に少なくとも肺には刺さっている感じなんですが、「俺は不死身の杉元だ!!」と吼える杉元。不死身すぎる。

早々に鶴見に捕まって、アシㇼパに無理矢理脳ミソ食べさせらてただけに出だしミソがついてしまった杉元さんでしたが、日露戦争でその名を轟かせた“不死身の杉元”の逆襲が始まるのかー!?といったところで次回です。

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