極黒のブリュンヒルデ 13巻 岡本倫 普通の友達と恋人の違い

極黒のブリュンヒルデ 13巻 岡本倫 普通の友達と恋人の違い

不意に佳奈に飛び込んでくる予知。
初菜が腐乱して通行人と高屋を食べるの図。

佳奈は思わず初菜の顔をのっぴきならない表情でガン見してしまいましたが、大丈夫気付かれてない気付かれてない…

わけが無かった。

極黒のブリュンヒルデ 13巻 極黒のブリュンヒルデ 13巻

第13巻収録話
第8章「無情の雨」続き
第9章 「愛はさだめ、」

初菜の孵卵は佳奈が予知を見た日から数えて明後日の午後を予定。

ついにこの日がまた来てしまった感じですが、もう13巻だろうが第8章「無情の雨」だろうが、今の村上くんたちでも打つ手が無く。

黒羽たちが働いているメイド喫茶に今度村上くんと佳奈が現れたときが誰かの死刑宣告。

なんとなく気付いている風でしたが、直接村上くんから孵卵する予言を聞いた初菜は号泣。

村上くんがメイド喫茶に来る前に入れ違いで訪れていた高屋とその日買い物の約束をしていた初菜は、直接高屋の家に足を運んでキャンセルの報告。

わざわざ家まで足を運んだことや目が泣き腫らしている初菜の様子から最初はワケを聞かなかった高屋でしたが、ちょっと様子が普通じゃないのに気付き、夜も遅くに天文台に現れ村上くんをご指名。

村上くんは高屋が真剣に初菜のことが好きなのを改めて確認したあと、研究所の実験体とか孵卵のこととか話はじめます。
一度初菜の異常な治癒力を目の当たりにしている高屋なので理解が早くて助かります。

高屋は二律背反する性質の、獣性と知性をあわせ持つマンモスのなにがしのような男なので、男女の営みについてはパワフルノーズブリーカーですけど、自分には慰めることができないからと、若林(初菜)のそばにいてやってくれと恋敵にあたる村上くんに頭を下げることができる男。

しかし高屋にだってまだできることがある。

「(初菜に)今すべきことをしていないんじゃないのか」と村上。
ものすごい友情パワーを感じます。7800万パワーくらいかな?

しかしこれが悲劇を早めることになるとは!

雨の中ひとり歩く初菜を見つけた高屋は、改めて自分の気持ちを初菜に告白。

初菜はこの時の精神的動揺で、高屋に返事を伝える前に孵卵がスタート。

「孵卵のタイミングは宿主のコンディションにも影響される」
「感情の高まりや何かで早まったのかもしれない」

などとそういうことはもっと早く言って欲しかったヘクセンヤクト・ノイマイアーのお言葉。

イニシャライザーは新月の前後2日間は魔法を使えず、駆けつけた村上くんたちももうどうにもならない状況に。

人を食わせれば理性が戻るかもしれない。

初菜の人間体を食った孵卵した初菜ですがまだ足りず。

高屋は自ら進んで食われることを望み、「頭は残しておいてくれ」という声が届いたのか初菜は高屋の左半身をゴッソリ。

会話はできるようになった初菜でしたが、発せられる言葉は食欲ばかり…

しかし頭と左腕しか残っていない状態で話しかける高屋の言葉に、初菜が自我を取り戻した!

最初の一発目で左腕をゴッソリ食われて、今は頭と左腕しか残っていないことに何か不思議な感覚を覚えますが今は目の前の出来事に集中しましょう!

私の友人が「エルフェンリート」を私に勧めてきた時、「エルフェンリートの魅力は怪我したところが数コマで左右逆になっているところ」と不思議な日本使っていたし。7800万パワーかな?

ちなみに「エルフェンリート」はそんな間違い探しにわざわざ情熱を使わなくても十分客を選ぶ魅力的な作品です。

高屋の告白にOKの返事をだした初菜。その言葉を聞いて高屋は穏やかに死亡。

ショックを受けた初菜は自分を殺してと懇願しますが、やがて食欲だけの化物に戻り村上くんを捕獲。

そこに現れたマキナという青年。

高千穂が100年かけて作り出したソーサリアンの素体で、地球人と宇宙人のキメラらしいマキナは、孵卵した初菜を二撃で始末。

ヴァルキュリア以上の邪悪な雰囲気に村上チームもヘクセンヤクトチームも戦々恐々。

絶対怒らせるなよ! 絶対怒らせるなよ! とノイマイアー。

しかし突然キスしてきたため、マキナにビンタしてさしあげる黒羽。
さらに村上くんの顔面飛び蹴り追加で、別にマキナが異様に邪悪な人じゃなくても怒らせる掴みはOK。

が、未完成で外界に長くいられないマキナは怒りの反撃の前に瞬間移動で退散。

ドラシルとハーネストが無事だったので初菜は「再生」で自力復活。

返す刀で初菜は高屋を生き返らせることにも成功したので、結果的にはマキナのおかげで大変ラッキーな展開になりました。ありがとうマキナ。

後日、かなり食っちゃった負い目もあるし、高屋と付き合うことを人間体で改めてOKする初菜。

じゃあまず手始めに性行為。

付き合い始めの高校生がすることなんて他に何がある?と高屋。改めて言われるとナルホドと思わなくもないパワーを感じます。

命令とかお願いじゃなく、本日のスケジュールです。のように迫っていた高屋でしたが、この巻では初菜の貞操は一応守られたもよう。

研究所ではマキナの他に、フリストという藤崎真子の全て2~3倍の魔女が完成間近。

…と思ったら完成してた。

フリストは瞬間移動からのアンチマターという観客を喜ばせるとか関係無しの即殺コンボで研究所を研究所跡地に変えようとしますが、所長代理の小野寺がフリストが作り出したアンチマターを握りつぶし、「あれ?」となっているフリストに左裏拳喰らわして1ラウンドKO。強い。

第9章 愛はさだめ、

数々のインパクトを与えてくれた高屋は、これまでの詳細を村上くんから聞いた上で「おれに出来ることは何かないのか?」と力強い日本語を使うことができるナイスガイです。男塾生かな?

村上くんの頼みもあって、出来るだけ彼女たちに普通の高校生としての生活を送ってもらうことに協力する高屋。予想するまでもなく初菜に偏ってます。

高屋と初菜のデートの約束風景を目の当たりにして俄然やる気がでるカズミ。

いつ孵卵してしまうかもしれない自分もさりげなく、切実に、力強く村上くんとのデート約束にこぎつけましたが、約束の時間に待ち合わせ場所に来たのは黒羽。

この一発が欲しい大事な場面でカズミは高熱でダウン。

佳奈に村上への伝言を頼んだカズミでしたが、佳奈が黒羽にスルーパス。

自殺点になるかもしれないと青ざめるカズミを他所に、村上くんは黒羽とデートすることに。

映画→食事としゃれ込んだ二人ですが、記憶がだいぶ消えている黒羽は村上くんと一緒にいることに特別感情がわいてない様子。

これにはさすがにしょんぼりの村上くんでしたが「カズミの変わりを最後まで務めてもいい」ということでしたのでので、いや、まあ、そういうことでしたら?と黒羽が何も知らないことをいいことに、高校生ということがバレたら「気分が悪いというから看病してました」と言い訳するホテルに突入。今ならリニューアルオープン記念でフリータイム半額キャンペーン中でした。

極黒のブリュンヒルデ 13
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岡本倫(著)
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とりあえずここで何をするか分からない黒羽は、テレビをつけてHな動画に唖然とするという伝統芸を展開。

「あとは流れでお願いします」という願望も無きにしも非ずな感じで連れてきてしまった身では完全な被害者とはいえない村上くんが、黒羽にガンギレされかけられているところで次回です。

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