ゴールデンカムイ 5巻 野田サトル 小蝶辺明日子

ゴールデンカムイ 5巻 野田サトル 小蝶辺明日子

現役マンガ編集者103人が年度折り返しの秋に選ぶこの1年間に刺激を受けたマンガBest126。

その2015年コミックナタリー大賞の第2位にゴールデンカムイが選ばれてるではあーりませんか! ヒンナ! 圧倒的ヒンナ!

ちなみに第1位は「ダンジョン飯」。

103人の現役マンガ編集者の方達は腹でも空かしていたのでしょうか。

ゴールデンカムイ 5巻 ゴールデンカムイ 5巻

第5巻収録話
第39話 「ニシン漁と殺人鬼」
第40話 「ニシン御殿」
第41話 「煌めく」
第42話 「レブンカムイ」
第43話 「シンナキサㇻ」
第44話 「狙撃」
第45話 「マタギの谷垣」
第46話 「刑罰」
第47話 「イトウの花」
第48話 「キロランケ」

今回おまけマンガがひっどいなぁ!
全て凶人・辺見和雄の所為ですけど。

本編は牛山に捕まった白石が土方とお話するところから。

何だかんだ、いつ杉元たちを裏切ってもおかしくないポジションにはいる「脱獄王」白石。

目の前に和泉守兼定を持っている元新撰組・鬼の副長がいたらコロッと鞍替えもやむを得ないといった状況でしたが、白石は杉元サイドの持っている刺青人皮についてシラをきります。

御法度ダメ、ゼッタイ。の土方を目の前にしてこのしらっとシラの切りよう。さすがシライシ。さすが脱獄王。

土方は白石に辺見和雄の皮をお使いさせるつもり?みたいですが、さて。

辺見はニシン漁の最中に海に落ち、杉元に助けられてたあと、かまどの火で暖取り中。

弟が猪に食い殺されたときに見せた、人が必死に抗いながら死んでいく様を見てからというもの、変な性的スイッチをお持ちの辺見。

暖をとっている最中、いっそ杉元の目の前で全裸になり身体の刺青を見せて殺されよっかなあ!と、自分の死すらも興奮材料になっている辺見は、それは「自殺と同じ」と思いとどまります。必死に抗って、それでもダメというシチュエーションが大事らしい。

でも偶然刺青をみた人間は口封じに絞殺。

あとこの頃はニシンがいっぱい獲れてたけど、昭和三十年以降めっきり姿を消してしまっていることが語られています。

実際の原因は獲りすぎとか環境の変化とか色々言われているみたいです。へー

杉元と話せば話すほど、この人に殺されたいと想いを募らせる辺見。
辺見のTO☆KI☆ME☆KIのフキダシが、何故かいつも股間にあるのはナゾ。

ほどなくして辺見は優しい目をしながら、杉元を殺すことを誓います。
自分の理想の相手である杉元なら、自分に殺される事無く自分を殺してくれるハズだから…って、何なのだ、これは! どうすればいいのだ?!

アシㇼパがトイレを借りようとしたところ、トイレには先ほど辺見が絞殺した人の死体。

アシㇼパが刺青の脱獄囚が近くに居るかもしれないと杉元に伝える前に、家から杉元を連れ出す辺見。

しかし外にはひとりひとりが気合いの塊・第七師団。
見つかるとまずい杉元。

辺見の誘導でニシン漁の親方の豪邸に匿ってもらおうとしましたが、親方の豪邸には資金集めに勤しんでる鶴見の姿が。

逆にマズいところに来てしまった杉元。あっさり鶴見の部下に見つかってしまいます。

杉元を助けるべく? 鶴見の手下を2名殺害する辺見。

第七師団も何度も死地を体験している男達なので、巨大な玉切り包丁で顔面貫かれながら辺見の脇腹に銃弾を一発ブチ込むというガッツ。

負傷した辺見を連れて第七師団から逃げる杉元は海岸へ。
アイヌの人達とクジラ漁中だった白石が二人を発見。

「そいつが辺見和雄だぞッ!!」と白石の声、そしてアシㇼパの弓矢で辺見の不意討ちを免れた杉元が、戦争帰りスイッチ発動。
じわじわと暖まるのではなく、カチッと切り替わるマジモードはさすがです。

杉元の銃を捌き、巨大な玉切り包丁で鋭く突いてくる辺見も凄まじいですが、第七師団のガッツマンに一発喰らっていることもあり、杉元の攻撃であえなくダウン。

辺見の胸元にズブズブ沈んでいく杉元の剣。
刃を掴んで侵入を阻止せんとする辺見。

この必死が辺見の望んだ死のシチュエーション。

「僕のこと 忘れないでくれますか?」
「お前の入れ墨を広げる度に思い出すよ」

…って、何なのだ、これは! どうすればいいのだ?!
なんで二人ともキラキラしてるの?! なんでちょっと頬染めてるの?!

そんな掴みたくない摩訶不思議アドベンチャーな光景中にシャチが乱入。
念願の死を迎えつつあった辺見を加えて海へ。ナイスシャチ。

杉元に殺される事を希望としていた辺見ですが、シャチに殺される事は完全に想像の枠外だった辺見さん。

まさかこんな死に方…  最高だッ!!

シャチに何度も宙に浮かされた辺見は極上の死亡。

辺見はソレで大往生かもしれませんが、刺青がシャチに喰われてしまっては元も子もないのは杉元サイド。

杉元、またも極寒の地で全裸水泳。アシㇼパさん見ないでッ!! しっかりガン見だよこの子。

辺見の死体をシャチから奪い取った杉元。
追ってきたシャチにはアシㇼパが銛を打ち込み、そのままシャチを利用してその場を脱出。

気合いの第七師団も、さすがにシャチに引っ張ってもらってる舟を追いかける事はできませんでしたとさ。

変な世界にお連れして失礼しました。このあとはマタギの男の熱いファイティング魂をご覧下さい。

とばかりに谷垣源次郞のお話。

足の怪我がようやく治りつつある谷垣は、アイヌの人達の温もりに触れなんかすごくなじんでいる様子。

フチの家に戻るとそこには鶴見に反乱した銃の名手・尾形百之助と、杉元に兄弟を殺されて復讐に燃えている二階堂浩平が。んもー、おばあちゃんすぐ知らない人を家にあげるー

フチを人質っぽくした上で、一時は谷垣に接近する尾形ですが、目撃者とかでてくると厄介だし、おばあちゃん子なので谷垣を遠くから狙撃することにした尾形。

フチと谷垣によく懐いているオソマを巻き込むわけには行かないと考えた谷垣は、フチにこの家を出て行く意思を告げます。

「エイペルスイ?(おなか空いたの?)」

嗚呼! 言葉が通じない!
通訳のオソマは尾形が出て行くのが嫌で通訳拒否。

しかし尾形のヘッドショットは谷垣を狙っています。

奇跡的に一発目は外れたものの、谷垣は尾形と戦う決意。
完全に尾形側の勘違いですが、命を狙われるなら仕方なし。

雪山を知り尽くすアシㇼパが振り切る事ができなかったアシㇼパキラー・マタギの谷垣ですが、予め尾形にパーツを取られて銃が使えない。

相手は300m以内なら敵の脳天をブチ抜くGET WILDな尾形。

谷垣は火力面で圧倒的に不利でしたが、オソマから渡された二瓶鉄造の単発銃に望みをかけます。

弾が一発しか入っていない二瓶鉄造の単発銃。

しかし谷垣は山に逃げたアシㇼパを捕獲してお持ち帰りするほどの腕前と知識を持ったマタギの男。

雪山でのサバイバルなら元第七師団二人相手でも負けないゾ!

吐く息の白さで居場所がバレないよう雪を口に入れるといったテクニックを見せる尾形。
逆にさっさと杉元ブッ殺したら静岡に帰りたいという焦りがみられる二階堂。

この勝負、まずはやっぱり二階堂が脱落。

鹿の死骸の周囲にあるヒグマの足跡を消し、その近くでたき火をして二階堂をおびき寄せヒグマに襲わせるという、ヒグマの習性を熟知していた谷垣の作戦が見事炸裂。

銃でヒグマを撃ったら尾形に居場所を知られる。

しかしこのままだと二階堂が死んでしまう。

谷垣は銃を持ってないし、まいっか!とヒグマを撃ち二階堂を救う尾形。意外に優しい。
というかヒグマの不意討ち喰らって即死しなかった二階堂も大概すごい。

尾形は谷垣が二瓶鉄造の単発銃を所持していることを知らなかったため、余裕ぶってたら余裕の銃撃を喰らってダウン。

しかし胸に入れてた双眼鏡のおかげで無事だった尾形は、第七師団率いて鶴見が乱入してきたので撤退。

ヒグマに襲われたと思ったら今度は造反者として鶴見から耳を削がれる拷問を受ける二階堂。

ですが二階堂は今は復讐の念に囚われていても、元・第七師団の男。

これから繰り広げられるであろう冷徹な鶴見の拷問にも動じませんでしたが、「杉元を殺させてやる」という鶴見の言葉であっさり出戻り。復讐の念に囚われすぎです。

カメラは戻って杉元御一行。
アシㇼパの父の友人キロランケとの出会い。

キロランケは“不死身の杉元”という名を知っており、元第七師団の男でした。

鶴見の手下かな?と、スイッチ入りかける杉元でしたが、キロランケは元第七師団といっても、鶴見の小隊とは別の隊所属でしたのでセーフ。

しかし一同の安堵もつかの間、ある日キロランケの村を訪れた老人(土方)が「小蝶辺明日子」という女性を探していた。とのこと。

「小蝶辺明日子」とはアシㇼパの和名。

のっぺらぼうはアシㇼパに金塊を託そうとしており、そののっぺらぼうはアシㇼパの父親であることがキロランケの口から述べられます。

ゴールデンカムイ 5
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アイヌを殺して金塊を奪ったのっぺらぼうの正体が自分の父親とは、にわかに信じられないアシㇼパ。

直接会って調べる必要がある。
しかも直接会えるなら刺青集める必要も無い。

しかし網走監獄は厳重。いったいどうやって…

そこで白羽の矢が立ったのが「脱獄王」白石。

と言ったところで次回です。

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