ハイスコアガール 6巻 押切蓮介 今夜はお前を帰さない

ハイスコアガール 6巻 押切蓮介 今夜はお前を帰さない

まあ、そのぅ、色んな事あったみたいで、連載再開は「真サムライスピリッツ」でナコルル使用中に不知火幻庵にしゃがんで待たれた時くらい絶望視していたんですけど、よく再開できたなぁと!

ここは苦し紛れの超必ブッパが、さも先読みで当たった風に見えなくも無い感じで素直に喜んでおきたい!

あと分からない人にはさっぱりのネタが今回も多めですが、作品自体青春を1コインに乗っけて投入していたあの頃の少年向けなんでしょうが無い。

ハイスコアガール 6巻 ハイスコアガール 6巻

第6巻収録話
第34話 「34-CREDIT」
第35話 「35-CREDIT」
第36話 「36-CREDIT」
第37話 「37-CREDIT」
第38話 「38-CREDIT」
第39話 「39-CREDIT」
第40話 「40-CREDIT」

冬に女子高生二人とコタツに入り、セガサターンで(おそらく)対戦ゲームを楽しむとか私の思い出のアルバムに無ぁーい!表紙からはじまる34話。

春雄の持ちキャラだから「ストⅡ」のガイルがちょくちょく描写されるのは分かりますが、「源平討魔伝」の「安駄婆」(あんだばあ)が混じっているのはナゼ?

交際をかけた春雄と小春の対戦から。

最初のゲームは「真サムライスピリッツ」。

分かる人には分かるけど、分からない人だとなんか地味。と捉えられかねない、下手な動きが即1コイン消滅に繋がる対戦格闘ゲーム。ナコルルの勝利アップが可愛いと私の中で評判。

小春のキャラは「橘右京」。
必殺技があまり意味をなさないというか、下手すると自分が必殺されてしまうゲームで、わりとブンブン必殺技を繰り出せるズルいキャラ。最強。

春雄のキャラは「不知火幻庵」。
牽制を匂わせてからのダッシュ投げが有効なゲームなのに、しゃがむと大半のキャラが投げられないというズルいキャラ。右京がいなかったら最強。

という、どっちも対戦で相手が選んできただけで尋常な勝負ができないアレなキャラですが、今回両者が使用してるのでまあOK。

勝つにはそれなりの鍛錬が必要な右京ですが、練度を十二分に上げてきた小春に軍配。昇りツバメを自在に使いこなす時点で泣いちゃうレベルです。

 
次の「KOF95」に勝てれば小春は晴れて春雄とお付き合い!

昇りツバメを体得している子に春雄は勿体ない気がしなくも無いですが、まあ、小春本人がそれでいいのなら…

「KOF95」は3vs3の対戦格闘ゲーム。キャラエディットがついて自分好みのチームが組めるよ! 好みのキャラというか殆ど強キャラで固めるけど!

作中の時期的なものもあるのか、小春が選んだのは隠しコマンドによって使用できるボスキャラ・ルガールと柴舟の2人+ハイデルン。
今だとルガール・庵・京がモアベター…か?
本来は「女性格闘家チーム」だったらしい。

対する春雄はデフォルト「龍虎チーム」。

ルガールの超性能に2キャラ早々に落とされた春雄でしたが、最後の砦・リョウサカザキが3キャラ抜きして「KOF」勝負は春雄の勝利。

馴れない強キャラより、馴れた「女性格闘家チーム」でいくべきでした。彼女なら中段空中超必殺忍蜂で春雄を悶絶させることも可能だったでしょうに。

使わざるを得ないけど使わざるを得ない時が無い超必殺技(95の時は通常必殺技)「覇王翔吼拳」を、柴舟が至近距離で喰らうという珍しい光景が見れます。

レバーの先のボールが取れたとしても考え難い状況なので、ボタンが埋まったか、ジュースをこぼしたか、小春の膝の上にかわいい子猫でも乗っかってきたものと思われます。

メタ的に言うと、リョウサカザキを登場させたからには「使わざるを得ない」を使わざるを得なかったんでしょうなあ。対戦格闘ゲーム初の超必殺技だし。

 
勝負は最後の「ヴァンパイアハンター」にもつれ込みました。

これまでの傾向だと、小春は「パイロン」でいくかと思えば「フォボス」。小春のキャラ選びの基準が読めぬ。
しかしフォボスは私も使ってたし、なによりBGMがカッコ良すぎるので超OK。

…と思ってたら、今「ヴァンパイアハンター」最強キャラはパイロンじゃないのか…

春雄の方は「ビシャモン」。横からも上からも悶絶するくらい強いラッシュをやってくる強キャラ。

7:3でビシャモン有利らしいこの試合、当たれば相手はガード不能状態=死、あるのみにする「コンフュージョナー」でキャラ差を縮める小春。

勝負はフォボスの小足をガードキャンセルで捌いた春雄が勝ち。「小足見てから昇竜余裕でした」ネタですかね?

春雄はフォボスの小足の刹那に大野晶の顔を思い浮かべるという、小春にとってはワリと屈辱的な敗北。

これで春雄と小春の格ゲー3本勝負は2-1で春雄が勝利したワケですが、交際するかしないかの勝負で別の女の事を匂わせたり、舐めプレイ(と小春は思ってる)にキレた小春は今回の勝負を認めず。

観客は「なんて愛され方だ…!!」と春雄のモテ具合に嫉妬。太陽系的にありえないモテ方してるので出禁でいいのではないでしょうか。

帰りも今回の敗北を思い出しては涙が止まらない小春でしたが、春雄への恋心以外に対戦格闘ゲーマー魂みたいなものにも目覚めちゃったらしく、小足が見える相手にどう立ち回ればいいか自分への課題としてみたり。

そんな小春をフォボスの勝利ポーズが太鼓叩きながら見つめていたのでした…って、本当ニッチな漫画だなぁ!

 
小春の出番が終了し、大野晶の番。

小春が昇りツバメを体得するとんでもない子に成長していた頃、晶は相変わらず家庭教師・業田萌美の監視が厳しく禁ゲーム生活。

その様子に見かねた晶の姉・大野真は、晶が持ってたプリクラに写っていた少年・春雄に目を付けます。

脱衣麻雀ゲーム「美少女雀士プリティセーラー」で待ち伏せして?春雄と出会った真は、半強制的に春雄に晶への土産をUFOキャッチャーで捕らせ、褒美に女心の勉強とPS版「ときめきメモリアル」を春雄に渡して帰宅。

かくして春雄の母・なみえや真、ときに小春も混ざって3人の女性が後ろで見守る中、自室で恋愛ゲーム「ときめきメモリアル」をプレイするという、銀河系に存在するかも分からないコンバットフィールド。

小春は自分が貸したプレイステーションで晶の為に女心の勉強してる春雄に「今すぐ私のプレステ返して」と最初は怒りゲージMAXででしたが、春雄の選択に興味を示してプレステ延長。

「ときメモ」の女の子の爆弾が炸裂してGAMEOVERになった春雄に対し、「私にも爆弾があるって事…覚えておいてよね」と、宇宙に存在するかもあやしい別れの言葉で去る小春。

インパクトのある晶への手土産をねだる真に、スーパーファミコン版の「RPGツクール」で自作したゲームをスーファミ本体ごと渡す春雄。

まさに晶の為だけに春雄が作ったゲームに、晶はこっそりじいやの部屋で大層ご満悦でしたが、じいやの部屋から晶が出てくるところを萌美に発見され、晶が居ない間に即処分。

流石にこればかりは耐えきれず、萌美を涙目で睨んだあと部屋をでる晶。

真からもキツく言われてさすがに反省した萌美は、後日春雄にスーパーファミコン…ではなくツインファミコンを弁償。

あとソフトは「RPGツクール」が無かったので代わりに「ジーコサッカー」。なぜソフトはSFC。
しかも色んな意味で高名な「ジーコサッカー」を選ぶとはクオリティたっかいわぁ…

弁償は罰ゲームレベルですが、晶を春雄の家に向かわせデートさせるという粋なはからいもやっております。

本当は母・なみえとAOUショーに行く予定だった春雄でしたが、母の気づかいでAOUショーは晶といくことに。

なみえさんは小春の、文字通り恋の爆弾発言も間近で聞いてるハズなんですが、なんでしょう? 晶を応援でしょうか?

AOUショー行く途中の満員電車でうっかりくっついちゃったり手を繋いじゃったりしてしまいましたが、満更では無い顔の晶。ニッチな漫画で数少ない一般向けなカットです。

AOUショーでは「ソウルエッジ」や「ファイティングバイパーズ」、最新のクレーンゲームやりたい放題景品持って帰り放題でご満悦の二人。

帰りにレストランでゲームの話に夢中になる春雄はふと「ときメモ」のことを思い出し、女心を分かったような小粋なトークに切り替えようとして上手くいかず。

帰りの電車の中で戦利品をチェック中「今までなんの景品が嬉しかった?」との春雄の問いに、小六のときに春雄が渡した指輪を見せる晶。今まで閉じ込められていた分晶もインファイトです。

これには春雄もブロッキング不可。
舞浜の花火を見ながら「なんでも印象的に見えるよ… 大野と一緒にいると…」と、小春にはまったく見せなかったファンタジスタで対応。

なんでしょう? 小春は恋した時点で世界的に負けみたいになってるではないか。

ジャンヌ選ばれた時点で敗北確定した初代「ワールドヒーローズ」のマッスルパワーみたいだ。

私が当時あんだけ練習して10回に1回くらいしかできなかった昇りツバメを自在に使える彼女って良いと思うんだけどなあ。対戦したくないけど。

ハイスコアガール 6巻
ハイスコアガール 6巻
押切蓮介(著)
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晶の家が見えてきたところで別れようとする春雄の服を掴み、まだ帰りたくないアピールをする晶。

なんでしょう? 小春は恋した時点で世界的に負けみたいになって以下略。

ここで「ときメモ」で培った、正解が含まれる3択発動した春雄。
迷わず「今夜はお前を帰さない」を選択し、口にしようとしたところでじいやの車に轢かれたところで次回です。

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