ヘルシング(HELLSING) 1巻 平野耕太 全部100万発入りの宇宙銃

ヘルシング 1巻 平野耕太 全部100万発入りの宇宙銃

最新作「ドリフターズ」が好評連載中の、平野耕太先生の代表作。

吸血鬼を狩る吸血鬼、と、その吸血鬼に吸血鬼にされた女の子、と、吸血鬼を狩る吸血鬼のご主人様の物語です。今のとこ。

 

HELLSING 1巻 HELLSING 1巻

第1巻収録話
第1話 「VAMPIRE HUNTER」
第2話 「MASTER OF MONSTER」
第3話 「MURDER CLUB」
第4話 「SWORD DANCER①」
第5話 「SWORD DANCER②」
第6話 「SWORD DANCER③」
特別収録 「CROSS FIRE」

 
各話のタイトルがゲーセンでよくみたタイトルになっているのは、やはりそういう縛りなのでしょうか?
「ドリフターズ」だと音楽のタイトルで統一されてるみたいですし。

吸血鬼っつったら「血を吸って女性を従者にする」「十字架とニンニクと太陽が苦手」「棺桶の中で寝てるときに心臓に杭が刺さると死ぬ」「怪物王子の配下でオオカミ男とフランケンが友達」「毎回鞭の人に狙われてる」「リュウケンタイプ」くらいしか知識がなかったんですけど、がっつり設定が盛り込まれて濃密になってます。脳が追いつけるか今から心配です。

 
英国北部の小さな村で起きた連続失踪事件から物語が始まります。

ふらりと村の教会に奇妙な牧師がやってきた一週間後に最初に失踪事件が発生。

その後景気よく10日間に10人も村民を襲っていたらしくばっちり目撃者もいたことから、警官と村人達でこの奇妙な牧師を問いただしに行ったところ、やっぱり牧師は吸血鬼(バンパイア)だったため、警官や村人は帰らぬ人…か食屍鬼(グール)に。

この作品だと男吸血鬼(ドラクル)が処女を、女吸血鬼(ドラキュリーナ)が童貞の血液を吸った時、被害者も自由意志を持つ吸血鬼になり、それ以外の人たちはグールとして吸血鬼の下僕。

グール=ゾンビみたいなものらしいですが、銃火器を使えるくらいには脳は腐ってないもよう。
あとグールはそのグールを操ってる吸血鬼を倒せば全滅するらしい。

 
ということでグールだらけになってしまった村にもはや警察の出番は無く、「王立国教騎士団」通称「HELLSING機関」がこの事件を引き継ぐ事に。

HELLSING機関の金髪眼鏡褐色局長・ヘルシング卿は、対吸血鬼のエキスパート・アーカードを現場に派遣。

牧師が大量生産したグールに銃で蜂の巣にされるも、アーカード自身も吸血鬼であったため通常の武器が通用せず、逆に銀の弾丸でグールを蹴散らしたあと、牧師も手刀で爆散。

唯一直前まで生存者だった女警官のセラス・ヴィクトリア(処女)は、アーカードと牧師の戦いに巻き込まれ余命幾ばくも無い状態に。

このまま死ぬか吸血鬼になるかアーカードに問われめでたく(?)ドラキュリーナを選択。
今後はアーカードの従者としてヘルシング機関員になることに。

アーカードはセラスが処女だったので吸血鬼にしてくれましたが、牧師はセラスを1回非処女にしてグールにしようとしてました。「自由意志のドラキュリーナなんぞ作りたくもない」らしい。
吸血鬼みんなが吸血鬼仲間増やして楽しくやろう!というワケではないようですねぇ。

 
アーカードが吸血鬼なのに吸血鬼ハンターをやってる理由は今の所謎。

ヘルシング卿=インテグラは、幼き頃に父亡き後のヘルシング家を継ごうとしてたとき、ヘルシング家当主の座を狙う叔父に殺されかけ、逃げ込んだ地下牢で干からびてたアーカードを偶然復活。

そのときすでにアーカードはインテグラのことを「マスター」と呼んでおり、しかも先代からのお付き合いらしい。

 
それにしてもあまりにも最近多すぎる吸血鬼事件。

しかも内容が「ただただ無計画に殺人を繰り返すだけ」「先の無いチンケで愚かな行為ばかり」なことから、「誰かが吸血鬼を簡易に作り出してる様…」とインテグラ。

それはそれとして今日も今日とて吸血鬼退治の任務をこなすアーカードとセラス。

雑魚のグール退治をセラスに任せてみると、これがまあいい動きするし、手に付着した血糊を嘗めようとするしで、アーカードも思わずにっこり。

 
しかしここで悪魔退治・異教弾圧・異端殲滅のプロフェッショナル、イスカリオテ第13課ヴァチカン非公式特務実行部隊「聖堂騎士」アレクサンド・アンデルセン神父が登場。

英国内のモメ事なら見逃してたっぽいですが、アーカードたちの任務先だったアイルランドがどうも彼らのナワバリだったもよう。
「あの地は連中(プロテスタント)の物では無い 我々(カトリック)の土地だ」とか言ってたし。

が、今回のアーカードたちがいる町・ベイドリックはプロテスタント側の土地ってことになってるのにぃということで、なんか位置的によくあるデリケートは境界あたりだったそうで。

アーカードがヘルシング側の切り札で、法王庁(ヴァチカン)第13課の切り札がアンデルセン神父。

2つの切り札が1巻で早くも激突。

「今はヴァチカンと争っている場合ではない」とアーカードたちのもとにヘリを飛ばすインテグラでしたが、すでにアーカードはアンデルセン神父に首を切り飛ばされていましたとさ。

 
人類が化物と戦うために作り出した技術により、人の身でありながら頭吹っ飛ばしてもすぐ再生される「自己再生能力」と「回復法術」が備わっているアンデルセン神父。

これには不覚にも首だけになってしまったアーカードでしたが、アンデルセン神父が対化物法技術の結晶であるように、「彼はヘルシング一族が100年間かけて栄々と作り上げた最強のアンデッド」。

といことで首を切ったり心臓を突いたくらいじゃ死なない吸血鬼だったアーカード。

アーカードの血から大量のコウモリが出現し、ひとつにまとまってアーカードが出現。服も靴も手袋も形成されてにっこり。

「今の装備では殺しきれん」と言葉を残し、アンデルセン神父は結界をバラ撒いて撤退。

 
今回の件でヴァチカンに大きな貸しを作ったとしながらも、「今は連中と争っている場合では無い」とインテグラ。

調査の結果なにか「重大な事がわかった」もよう。

 
HELLSING 1巻
HELLSING 1巻
平野耕太(著)
Amazon HELLSING 1巻詳細ページへ

 
特別収録「CROSS FIRE」は、今は無き雑誌「コミックマスター」(ホビージャパン発行)で連載してた作品で、全3話中の1話が収録されています。

「2・3巻が出ればですが…」と後記で弱気な事をおっしゃってましたが、「HELLSING」はめでたく全10巻なので多分全3話読めるでしょう! というか読めます。確認したし。

次回です。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク